皆さんは服に穴が空いたことはありますか?
尖ったものに引っ掛けてしまったり虫に食われてしまったり…
ここでは、服の穴を塞ぐ方法をいくつか紹介します。
生地の組織を復元する
「かけつぎ」、または「かけはぎ」という技術があります。
布の組織の糸を追い、元の組織を再現する事で穴を修復します。修繕業者に依頼すると、こんな穴が塞がるの?というような穴もキレイに塞いでくれます。
プロに依頼するのも一つの方法ですが、穴の開いた服と同じ生地(共布)を用意して、自身の手で修復してみるのも面白いかもしれません。
糸で塞ぐ
小さな穴は刺繍を施すのも一つの方法です。
刺繍で穴を塞ぐ方法はたくさんあります。
線のように繋いだり、面の部分を象ったり、糸を渡す順番で柄を出したり… 刺繍は服にとっても良いアクセントとなります。
布で塞ぐ
大きな穴はパッチワークのように布を継いでみましょう。
服と同じような色や質感の生地を使って継いだ部分を目立たなくさせたり、あえて風合いの異なった布を継いでみたりするのも面白いかもしれません。
穴を元通りに修復するのは難しいかもしれませんが、糸や布で穴を隠すように修復するのは比較的簡単にできます。穴が空いたらすぐ処分するのではなく、刺繍やパッチワークでワンポイントを作って、個性を出してみるのも良いかもしれませんね。