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コラム

服の干し方について

公開日:
2020.11.19

洗濯し終えた服を乾かす際、皆さんはどのような状態で干していますか?
ハンガーにかけて吊るすというのが一般的ですよね。しかし、単にハンガーにかければ良いというものではありません。ここでは、ハンガーを用いた、それぞれの服に合った干し方を解説していきます。

シワを伸ばす

ハンガーにかける前に、必ずシワを伸ばしましょう。
シワが多く残ったまま乾かすと、乾いた後のお手入れが非常に面倒です。パンパンと手で伸ばすようにしてから干すことで、乾いた後のお手入れが楽になる他、Tシャツやセーターなどは縮みの軽減にも繋がります。

服のサイズと合ったハンガーを使用する

ハンガー

服のサイズと合わないハンガーを使用すると型崩れの原因となります。できるだけ服の肩部分と合うハンガーを使用しましょう。服の両肩から肩先までの直線距離から1〜2cm引いた数値が適当なハンガーのサイズになります。ハンガーのサイズは大体2〜3cm刻みで取り扱われていますので、肩幅の合ったハンガーを使ってみましょう。

ボタンやファスナーがある服の注意点

ボタンやファスナーがある服

ボタンやファスナーの開閉は、服の形を保つことが最優先です。ボタンやファスナーを開けた状態でハンガーにかけると大きく形が変形する服は、型崩れの注意が必要です。しかし、開けても服の形に影響が出ないのであれば、開けた方が通気性が良くなるので開けておきましょう。服の本来の形が保たれるように、ボタンやファスナーの開閉は調整しましょう。

重心を分散させる

重心を分散させてハンガーにかける工夫


厚手のニットやセーターなどの重量がある服は、普通にハンガーにかけるだけでは重さに負けて伸びてしまいます。ハンガーを複数本用いて、重さが肩部分だけに加わらないようにしましょう。

服の性質や生地の特徴を知ることで、服を干す際のハンガーのかけ方も変わってきます。そして服や生地の種類によって、お手入れの方法は様々です。この服の生地の性質はどのようなものなのだろう、という着眼点で生地から服を見てみるのも面白いですね。

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